卒乳・断乳後に、
「こんなにニキビや吹き出物に悩むのは久しぶり」
と言う方も多いと思います。
私自身も、学生時代以来のひどいニキビに驚きました。
ただし、卒乳・断乳後に出来るニキビは10代や学時代に出来るニキビとは性質・原因が違います。
ですので、
「あのころこのケアをして、効果があったな」
という方法を取り入れると、肌荒れが余計に大変なことになってしまう場合も。
ここでは、卒乳後大人ニキビ(吹き出物)と思春期ニキビの違いや対処方法についてご紹介していきます。
思春期ニキビの原因はただ一つ「皮脂の過剰分泌」。
学生時代や10代でニキビが出来てしまう要因の多くは、成長期ホルモンバランスにおける「皮脂の過剰分泌」だけです。
成長の過程でこの時期にそういった状態になってしまうのは仕方のないこと。
一方、まだ肌の保湿力やバリア機能はしっかりとあります。
ですので、
- 過剰に分泌されてしまう皮脂をしっかり取り除く。
- 菌が増殖しないようにケアする・炎症を抑える。
といった、いわば対処療法だけを行えば基本的には症状は改善していきます。
卒乳・断乳後ニキビは複数要因が関係している。
一方、大人になってからのニキビや卒乳・断乳後に起きるニキビは大人ニキビと呼ばれ、性質や要因が異なります。
具体的には、
- ストレスや出産・卒乳といったきっかけでホルモンバランスが乱れる。
- 皮脂分泌コントロール・肌の水分量・バリア機能・ターンオーバーなど様々な肌の機能が乱れる。
といったことが原因となり、皮脂を取り除くだけでなく、保湿や敏感になっているお肌へのケアなどが必要になってくるのです。
卒乳・断乳ニキビ(吹き出物)の効果的な対策。
卒乳・断乳後に大人ニキビができてしまった場合は、複数要因に対してしっかりとケアしていくことが大切です。
スキンケアに関しては、以下のようにケアをして、それぞれの肌トラブルに対処していきます。
- メイク→添加物のないオーガニックコスメや石鹸だけで落とせるものなどにする。
- 洗顔・クレンジング→肌の皮脂を奪いすぎないように肌に優しい洗顔に。出来るだけクレンジングはしない。
- 化粧水・保湿ケア→バリア機能が弱まっている肌を刺激しない優しい処方のもの&しっかり保湿されるもの。
- ホルモンバランスケア→ハーブティやサプリでバランスを整える。
ニキビが出来てしまう要因は、皮脂のつまり。
ですが、皮脂を取り除くことだけに注力していると、大人ニキビは悪化してしまうのです。
上記のように、
ということを意識したうえでそれぞれのケアを行なっていくと、徐々に改善されていきますよ。
私の場合は上記で記載した取り組みを3ヶ月ほど続けて、現在はほぼ大人ニキビになやまされない状態に改善されました。
具体的に行なったケアは以下の記事で詳しく紹介していますので、同じく卒乳ニキビで悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。